アメックス・ゴールド・プリファードでは、1年間のプログラム期間中に200万円(税込)以上を利用し、カードを継続すると、国内の対象ホテルで使える1泊2名分の無料宿泊券「フリー・ステイ・ギフト」を受け取れます。
年間200万円は月平均にすると約16万7,000円です。基本カードと家族カードを夫婦で利用し、普段の生活費や旅行代金を集約すれば、支出を増やさずに達成できる場合があります。
筆者は2025年8月に入会し、2026年5月頃には年間200万円を達成していました。
本記事では、筆者が家族カードを活用し、どのように支払いを集約したのかを紹介します。
カードの基本情報や年間200万円利用時の価値については、アメックス・ゴールド・プリファードとは?年会費・特典・メリットと損益分岐点を解説をご覧ください。
1年間利用した感想と2年目も継続した理由は、アメックス・ゴールド・プリファードを1年使った本音|メインカードに選んだ理由と2年目も継続する理由で紹介しています。
※本記事は2026年9月時点の公式情報と筆者の利用経験をもとに作成しています。条件は変更される場合があるため、利用前に最新の公式情報をご確認ください。
結論:家族の支払いを集約し、不要な支出は増やさない
年間200万円を無理なく達成するための基本方針は、次のとおりです。
- 基本カードと家族カードの利用額を合算する
- 生活費や固定費を集約する
- 旅行や家電など、予定している臨時支出も活用する
- 他のカードの方が有利な支払いは使い分ける
- 不要な買い物をしてまで200万円を目指さない
- アプリで年間利用額を定期的に確認する
筆者は当初、200万円の達成を意識してアメックスでの決済を優先しました。
その後、家族カードを利用して夫婦の支払いを集約したことに加え、iPhone 17の買替えなど、予定していたまとまった支出が重なり、想定より早く達成できました。
達成が見えた後は、何でもアメックスで決済するのではなく、利用先に応じて他のカードと使い分けています(当初より使い分けていたが、使い分けをより意識)。
年間200万円の条件
フリー・ステイ・ギフトのプログラム期間は、暦年ではなく、カードの入会日または切替日から毎年1年間です。
年間200万円以上の利用に加え、カードを継続し、2年目以降の年会費を指定期日までに支払う必要があります。宿泊券は、年会費の支払いから2か月後を目途に進呈されます。
年間200万円を月平均にすると、次のとおりです。
2,000,000円÷12か月
=約166,667円/月
ただし、毎月同じ金額を使う必要はありません。
生活費や固定費は毎月発生しますが、旅行代金や家電の購入費は特定の月に集中します。月ごとではなく、1年間の合計で考えることが重要です。
詳しい条件は、アメリカン・エキスプレス「フリー・ステイ・ギフト」で確認できます。
家族カードの利用額も合算される
アメックス・ゴールド・プリファードの家族カードは、2枚まで年会費無料です。
家族カードの利用分は、年間200万円の条件として基本カードへ合算されます。家族カードで獲得したポイントも基本カード側へまとめて加算されます。
筆者は基本カードを利用し、妻には家族カードを1枚発行しました。
妻は家族カードを、主に次の支払いに利用しています。
- メルカリやネット通販での買い物
- 食料品や日用品などの日常の買い物
夫婦がそれぞれ必要な支払いを行いながら、利用額を一つの基本カードへ集約できる点が、家族カードの利点です。
家族カードの条件は、アメリカン・エキスプレス「ゴールド・プリファード家族カード」で確認できます。
筆者がアメックスへ集約した支払い
筆者が実際にアメックスへ集約した支払いは、次のとおりです。
生活費と固定費
- 食料品や日用品
- 外食費や交際費
- 通信費
- 水道光熱費
- クレジットカード払いに対応する保険料
- Amazonなどのネット通販
年間200万円のために新しい買い物を増やしたのではなく、もともと発生していた支払いをアメックスへ移しました。
固定費は一度支払方法を変更すれば、毎月自動的に利用額へ積み上がります。ただし、水道光熱費などは、通常の買い物とポイント付与率が異なる場合があります。
旅行や移動に関する費用
- 家族旅行代
- 宿泊費
- 飛行機代、新幹線や特急料金
旅行や帰省の機会がある家庭では、交通費や宿泊費がまとまった支出になります。
旅行代金は旅行傷害保険などの適用条件に関係する場合もあるため、ポイント還元率だけでなく、付帯する補償も確認して決済先を選ぶことが大切です。
家電などの臨時支出
- iPhone 17の購入費
- 電気製品や家電製品
- その他のまとまった買い物
筆者の場合、iPhoneの買替えなどが重なったことも、早期達成の一因でした。
ただし、臨時支出は毎年発生するとは限りません。年間の見込みを計算するときは、購入予定が決まっているものだけを含めた方が安全です。
税金の支払いと手数料に注意
筆者は、固定資産税など一部の税金もアメックスで支払いました。
フリー・ステイ・ギフトの公式注意事項では、税金は年間利用額の対象外項目として明記されていません。
一方、国税、地方税、公金などは、通常の100円につき1ポイントではなく、原則として200円につき1ポイントとなる主な利用先です。
つまり、次の2点は分けて考える必要があります。
- 年間200万円の利用額へ集計されるか
- 何ポイント付与されるか
詳しくは、アメリカン・エキスプレス「ポイント加算対象外/還元率の異なるご利用」をご確認ください。
また、税金をクレジットカードで支払う場合は、納付額に応じた決済手数料がかかることがあります。
国税のカード納付では、納付税額1万円まで99円(税込)、以後1万円ごとに99円が加算されます。地方税の手数料は、自治体や納付サイトによって異なります。
獲得ポイントより手数料が大きくなる場合もあるため、年間200万円へ近づけることだけを理由にカード払いを選ぶのはおすすめしません。
税金のカード払いについては、アメリカン・エキスプレス「納税はクレジットカードで」も参考になります。
年間200万円に含まれない主な支払い
フリー・ステイ・ギフトの公式注意事項では、対象となる利用額は、物品やサービスの利用分から返品・取消分を差し引いた金額とされています。
少なくとも、次の支払いは年間利用額の対象外です。
- カード年会費
- 分割払いの手数料
- リボルビング払いの手数料
- 遅延損害金
- 返品または取消となった利用分
- カード切替前の利用分
- その他、アメックスが対象外とする利用分
プログラム期間終了後、返品や取消によって利用額が200万円を下回った場合は、特典の対象外となります。
また、集計時点でカードを退会している場合や、年会費を含む支払いに延滞がある場合も、特典を受けられません。
加盟店からアメックスへ利用データが届くまで、1か月以上かかる場合もあります。期間終了直前の決済だけに頼らず、余裕を持って達成することが大切です。
すべての支払いをアメックスへ集約しない
年間200万円を目指す場合でも、すべての支払いをアメックスへ移す必要はありません。
筆者は利用先によって、次のようにカードを使い分けています。
- 楽天市場:楽天カード
- JR東日本の鉄道や施設:ビューカード
- コンビニなどの対象店舗:Oliveゴールドカード
- その他、特定のカードが有利な加盟店:対象カードを利用
当初は200万円の達成を優先してアメックスを多めに利用しましたが、2026年5月頃に条件を達成した後は、無理にアメックスへ集約しなくなりました。
他のカードを使わないことで失うポイントや特典も考える必要があります。
「年間200万円を達成できるか」と「毎回の支払いで最も得なカードはどれか」は、別の問題です。
年間利用額はアプリで月1回確認
アメックス公式アプリでは、フリー・ステイ・ギフト獲得に向けた進捗を確認できます。
表示される主な情報は次のとおりです。
- プログラム終了日
- 現在までの利用額
- 200万円達成までの残額
- 進捗バー
筆者は月1回程度、アプリで進捗を確認していました。
※画像は2年目のプログラム期間における進捗画面です。初年度は2026年5月頃までに年間200万円を達成しています。

アメックス公式アプリでは、フリー・ステイ・ギフト獲得に向けた年間利用額と、達成までの残額を確認できます。
年間200万円を目指すときの注意点
不要な買い物をしない
無料宿泊券を得るために、必要のない商品を買っては本末転倒です。
例えば、200万円まで残り20万円の状態で不要な20万円の買い物をすれば、無料宿泊券の価値を上回る支出になります。
支払能力を超えて利用しない
分割払いやリボ払いの手数料は、年間200万円の対象外です。
手数料負担が発生すれば、特典による経済的なメリットも失われやすくなります。年間200万円は、一括払いで無理なく支払える範囲で目指すべきです。
無料宿泊券の価値を過大評価しない
フリー・ステイ・ギフトの価値は、対象ホテルの最も高い宿泊料金ではなく、宿泊券がなければ自分が実際に支払っていた金額で評価する方が現実的です。
支出を増やして200万円を達成する場合は、その追加支出よりも宿泊券の実質的な価値が高いかを確認する必要があります。
まとめ
筆者は2025年8月に入会し、2026年5月頃までに年間200万円を達成しました。
比較的早く達成できた主な理由は、次のとおりです。
- 妻に家族カードを発行した
- 生活費や固定費を集約した
- 旅行代金や交通費をアメックスで支払った
- iPhoneなどの買替えが重なった
- アプリで月1回程度、進捗を確認した
一方、楽天市場では楽天カード、JR東日本関係ではビューカード、コンビニではOliveゴールドカードを利用するなど、他のカードの方が有利な支払いは使い分けています。
年間200万円は、フリー・ステイ・ギフトを得るために支出を増やして達成するものではありません。
生活費や旅行代金など、もともと予定している支払いを家族カードと合わせて集約し、無理なく届くかを判断することが重要です。
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参考資料・出典
以下の情報は2026年9月時点で確認しています。
1.アメリカン・エキスプレス「フリー・ステイ・ギフト」
年間利用条件、対象期間、対象外の支払い、家族カード利用分の合算。
2.アメリカン・エキスプレス「ゴールド・プリファード家族カード」
家族カードの年会費と年間利用額への合算。
3.アメリカン・エキスプレス「ポイント加算対象外/還元率の異なるご利用」
水道光熱費、税金、公金などのポイント付与率。
4.アメリカン・エキスプレス「納税はクレジットカードで」
カード納税の方法と決済手数料。
5.アメリカン・エキスプレス「ゴールド・プリファード・カード」
継続特典、プログラム期間、カードの基本条件。


